オリンパスが50年ぶりのPENシリーズを復活した。オリジナルサイトはこちら
で、そのイメージアップはやっぱり宮崎あおいちゃんなんだ...。 今をときめく女優さんだからね。
でも、ちょっと頼りすぎなんじゃない??オリンパスさん(笑)
それにしてもオリンパスらが提唱するフォーサーズサイズのデジカメ規格がこんな風に展開してきたのは、ちょっと面白い。 でかい、不格好、、、なデジタル一眼カメラの肥大化に一石を投じるカタチで、オリンパスやパナソニックがフォーザーズ規格を作り上げていたが、何となくそれ以外の規格との差別化がハッキリしなかった。
キャノンやニコンのカメラ界の雄は、正統的に35mmカメラを踏襲した規格で現在はフルサイズ受光部を売りにして高解像度やレンズの汎用性を武器に優位に立っている。
一方のフォーサーズ連合は、コンパクトさを武器にして手のひらサイズのコンパクト一眼を標榜しているのだが、何となくこれが中途半端な大きさなのだ。 プロ志向はキャノンやニコンを選ぶとして、いわゆる趣味の写真家やデジカメコンシェーマー層に訴えるべきフォーサーズの商品としては、魅力ある物が少なかったのは事実。
純粋なフォーザーズ規格ではないが(レンズ交換式ではないので)、フォーサーズ並のサイズの受光部を積んだ高級コンパクトデジカメとしてシグマのDP12008年春に登場した。 それに触発されたのか(?)さらに小型化が進んだマイクロフォーサーズ規格が生まれた。
そこに登場した、このPENデジタルは結構インパクトがあるかも...
50年代〜60年代にかけて日本中を席巻したハーフカメラ・OLYMPUS PENシリーズの販売台数は半端じゃなかった!そしてそれらの可愛らしいカメラを記憶している人たち(団塊の世代)がいま、退職後の時間を探している....まことに、ぴったりのタイミングだし、新しいカメラファンの若い世代も巻き込んで、あらたなPENファンを創ろうというのがオリンパスの狙いだろう。
だから、宮崎あおいちゃんなのだろうね....笑
ちょうど60年代にあった世界採用・ハーフ一眼のオリンパスPEN・Fシリーズに通じるような雰囲気と大きさ、まさにデジタル時代の新たなPENというイメージだ。 まだ、レンズは2種類ほどだけど、今後の発展に期待が持てそう。
オリンパスの野望が実を結び、高級コンパクトデジカメの世界を作り上げられるか、さてどうなりますか...楽しみになってきましたね。