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2010年08月31日
2010年08月19日
オランダに学び、自転車で経済活性を!
田舎町では、いつもは道路の混雑など無いのに、朝夕だけ渋滞が起きます。まぁ大都会から比べたら些細な渋滞なんでしょうけど。
それと、昼間は閑散としている宅街の道路には夕方になると満ち潮のように出かけていた車が戻ってきて路駐が始まります。
本当に日本は車依存型社会ですね。 そのおかげで社会構造も車産業を基軸にしたままです。
ん〜、、、、なんか、車だけに頼る社会は考え直したいですね。
10キロくらいの距離の通勤なら、信号待ちや渋滞を考えると自転車の方が早い場合が多いですし、自転車の速度で移動する事により街の風景や季節の風情もみじかになってきます。 4人家族がそれぞれ車を持つより、家族や近所でシェアーすれば問題ないでしょ。 その分の費用を旅行や趣味などに充てれば、経済だって落ち込みませんよ。

ヨーロッパでは、一流の車メーカーなら自転車も販売しているのが当たり前です。日本はどうですか?! トヨタや日産ブランドの自転車なんて聞いた事無いですよね。 ホームセンター、ディスカウントストアで売っているような使い捨てのような自転車ではなく、オランダのように親から子へ2代で使えるような良い自転車を長く乗るのも素晴らしい文化ですね。
日本の車メーカーも良い自転車をつくって売ればいいと思いますね。最初は自動車とセットでも良いじゃない。そのうち自転車の方が人気出たりして、、、、(笑)
あ、あぁ、数年前、富士重工(スバル)がアウトドアー用の自社ブランド自転車を発売してました。 1台29万ほどでしたね。 それくらいの値段なら車メーカーが作る意義があるんじゃなかな?
自転車なら駐輪スペースもわずかで済みますから、町中を散策しやすいですし、人の賑わいも増えます。通勤だけでなく、観光客用の脚としても活用できますし、昔ながらにご近所向けの配達などにも自転車は活躍できます。
中国、インド、アフリカ諸国などの発展で今後の大気汚染は計り知れません。すでにこれまで相当のCO2を排出した先進国(我が国も含めて)は今後のCO2の排出は極力小さくすべきです。じゃないと地球がもたないって、、、ホントに!
自転車生産世界一の台湾や、この数年は韓国も自転車の活用を見直して車依存型からの脱却を目ざし始めています。 日本もぜひその流れに乗り遅れずに、自転車を社会や経済に取り入れつつ、省エネルギーと国民の健康も両立して世界をリードしたいですね。
2010年08月04日
物からサービスを売るデザインを!

我が町は自然に囲まれた地方都市です。人口減が続き、産業の衰退が叫ばれるのは多くの地方都市と共通の問題。
こんな時に、もっと自然の資産を生かして欲しいと思っていました。
以前からチャンスがある度に、市内の統廃合された学校などの跡地を使って親子や家族で田舎暮しを体験できる施設づくりを訴えてきました。
その通りではないのですが、町の北部にある田園地帯に築百年を超える古民家を移築して周辺の畑や田んぼも体験できる施設が誕生しました。この施設の近くには、小学校跡を利用した市内小学校の野外学習施設があり、宿泊も出来るのでこれを外部の方にも利用できるようにして欲しいですね。
物が売れない時代、知識や体験、好奇心などを満足させるサービスをデザインすれば売れるますよね!

埼玉県のトトロの家じゃないけど、、、子供達が自然を感じながら過ごせる場所が少なすぎます。 引きこもりの原因を作っているのは自然の中で遊ぶという”生き物としての人間の遺伝”を無視した現代の生活や社会にあります。
仮想空間でのエンターテイメントだけでなく、実際に自分の五感でふれあう体験がどんなに楽しいものか、それをデザインしてより多くの人たちに興味を持ってもらう事が大切だと思いますね。
物ではなく、サービスを住民に供給してきた自治体の方が、物を売ることに専念してきた企業よりその点は柔軟かも知れません。 官民がそれぞれの得意をつなぎあって新しいサービスをデザインする時代になってきたのだと思います。